Wandering JinBe

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【忘備録】ノズドルム祭祀場の情報共有 SNS編(追記)

 「ノズドルム祭祀場の情報共有」という記事の追記として、以下のツイートを受けて「SNS編」を追記してみます。コミュニティ運営としての意識を中心に記載していきますが、個人の思惑や考え方も含む内容になると思いますので、そのことに関してはご了承ください。
 尚、SNSの定義やモラル等の論争に関しては触れません。


(ノズドルム祭祀場を一緒に運営するceuさんのツイート。)


(それに対しての自分のツイート。自分自身もTwitterやSNSの使い方や向き合い方を考えていて、色々試している最中です)

【追記】2018年6月2日 Google Chromeでの複数アカウントの切り替えについて



Twitterの使用とコミュニティのつながり

 Hearthstone用のTwitterを始めて、2年ほどが経過しました。
 スタンダード導入前に始めたTwitterのアカウントでしたが、開始当初と自分自身も周りの環境も変化しました。気持ちはいつでも「新参者」ですが、いつの間にやら古参になっているかもしれないですね。

 『Hearthstone』という括りでTwitterを観察してみると、プレイヤーの交流やデッキレシピ等の情報・イベントの詳細等たくさんの情報が溢タイムラインには流れています。『ノズドルム祭祀場』は、そんな中でTwitterの交流から生まれたコミュニティですし、現在も新規メンバー募集やお知らせは、Twitterが中心となって情報共有や拡散を行っています。
 自分のアカウントもフォローしたアカウント、フォローしてくれるアカウントも増え、Twitterを通して現実世界で交流する機会も増えました。

 そんな中で現在は以下のことを意識して、Twitterを使用しています。

1.自分の得たい情報を抽出する。
 自分の好みのデッキレシピやイベント情報など数多くのツイートから情報を抽出し、活用していくことを意識しています。
 コミュニティを運営しているので、メンバーのツイートも気にかけたい。ざっくりとした計算ですが、タイムラインの20%は保存したい・必要な情報、80%は反応出来ない・反応するか迷う・興味がない情報になると考えています。

2.時間をTwitterに吸収させない。
 Hearthstone以外のアカウントも利用しているので、そちらも確認しながら、さらにリプライやDMでのやり取りを考えると無限に時間を吸収されてしまいます。スマホの画面を「ポチっ」すれば、タイムラインの世界に入ることが出来ますが、よく考えると閲覧するだけでかなりの時間を消費してしまいますので、現在は付き合い方を改善しようと行動しています。

 「時間の消費」という観点からTwitterの性質を考察してみると、以下の項目に分類されます。
自分のことを発信する
 自分のつぶやき、コミュニティの情報発信。自分本位なので瞬発的にツイート出来る。コミュニティの情報発信は足並みを揃えることがあるが、発信だけであればそこまで時間は消費しない。

他人の情報を見る
 他人のつぶやきを見る。閲覧して考察したいこともあれば、素通りさせたいことも乱雑にタイムラインに存在しています。
 【1】情報を閲覧しする。
 【2】その情報を必要かどうか判断する。
 【3】その情報に対してリプライや考察などの行動を起こす。
その過程を繰り返すだけ最も時間泥棒する性質となっています。

自分と他人が交流をする
 交流すること自体は、プラスの行為なので時間の使い方としては有意義なものになることが多い。
 ただし、自分を害する交流があった場合は時間を消費する。モラルとか個人の考え方にもよるので明言出来ないが、時間を減らすことはあまり出来ない項目。

 このような考えの中、次のようなことを実際に運用しています。すべてがすべての人に当てはまるという訳ではないですが、実践すると多少は時間泥棒を食い止めることが出来るのではないでしょうか。

Twitterのリスト管理

 Twitterでは、自分のフォローしている人をリスト管理することが出来ます
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(自分のアカウントに表示される公開となっているリスト)
 リストの公開設定として「公開」と「非公開」があります。

【公開】
 リストに加えた相手にも通知され、自身のプロフィール画面のリストにも反映されます。また、リストを共有することが可能です。私はコミュニティメンバーのリストを作成し、ツイートを確認しています。
 新規メンバーが加入した際にも、誰がこのコミュニティにいるかすぐにお知らせすることが出来るので、便利です。

【非公開】
 リストを加えた相手に通知されず、自分のみが閲覧出来ます。
 フォローが増え過ぎて、自分だけでツイートの閲覧管理がしたい場合はこちらを利用するといいでしょう。

 自分のリスト管理のポイントは『大雑把に分けること』。
  以前、自分はかなり細かくリスト分けて、フォロワーさんのツイートを閲覧していたのですが、リストが多いとそれだけで見るのが大変です。2~3個くらいに分けておくのがベストではないかと思います。
 『タイムラインはざっくりと、リストは大雑把に分けて適に』が自分の現在のスタンスです。時間が大量にある、フォロワーが少ないのであれば、すべての人にリプライや反応を返すことが出来ますが、それも中々出来ないのが現状。割り切って使用し、必要な情報をつぶやいてくれるアカウントはリストに入れます。「閲覧」という行為の時間を短縮出来るやり方だと考えています。,br>

Twitterを開く回数を減らす

 リスト管理をしていても、情報は大量に流れてきます。
 「この人と交流したい」「リプライを送ってみたい」という気持ちもありますし、タイムラインを確認することは欠かせません。
 そんな中で自分が実行していることは、「割り切って時間がある時だけリプライを返す」「時間が奪われてしまうなら、生活的にTwitterを開く機会を減らす」ということです。

 これでかなり楽になった部分もあります。現在であれば「朝、夕方の時間がある時」だけTwitterを開き、その時にリプライを返せる場合は反応しています。時間が立ちすぎたツイートに無理にリプライを送らないということも意識しています。

 旬な話題もあるかと思いますが、必要な情報はリストで確認しているので、これくらいでもなんとかなると感じています。


Twitterのアプリを変える

 地味なんですが、スマートフォンやタブレットを利用している方は、純正以外のアプリを一考してもいいのではないかと思います。自分自身も長い間、純正のTwitterアプリを利用してきたのですが、リスト管理などをしていると純正でない他のアプリのほうが見やすい場合があります。
 私はiPhoneユーザーなので、以下のアプリを使用しています。

feather for Twitter

feather for Twitter

  • covelline, LLC.
  • ソーシャルネットワーキング
  • ¥360

 アプリの宣伝をしたい訳は出ないので、多くは書きませんが、無料・有料アプリをそれぞれ色々試してみた結果です。他にも優良なアプリはあると思いますので、用途を考えてご自由に(^^)
 私はこのアプリを利用してHearthstone以外のアカウントも一律に見れるようになり、これだけでもかなり楽になりました。純正アプリのアカウント切り替えがないだけでも気楽です。

【追記】Google Chromeでの複数アカウントの切り替え

 私はiMacとWindowsのPCを普段使用しています。出歩く時は、iPhoneなのですが、上記のアプリで外で複数のTwitterアカウントを見ているとPCでも手軽に複数のアカウントを切り替えたい時が多々あって、今回の追記分の記事を書くきっかけになりました。
 Macでは「夜フクロウ」を利用してます。

夜フクロウ

夜フクロウ

  • aki-null.net
  • ソーシャルネットワーキング
  • 無料

 他にも色々アプリがありますが、気軽にキーボードでアカウントを切り替え出来るので、便利です。

 アプリ以外のやり方として、Google Chromeに拡張機能を追加するやり方があります。
easyandeasy.net
 Discordで通話しつつ、ブラウザ上ですべてを済ませたい場合には、こちらが便利だと思います。
 Hearthstoneのアカウント、自分の使用しているプライベート用のアカウントを切り替えながら使用する機会って人によると思いますが、もし、よければ参考にどうぞ。

TwitterのDMグループ

 これまで個人的なTwitterの使い方ですが、Twitterの機能として実装してあるDMグループについてコミュニティ目線で記載したいと思います。
 Twitterのダイレクトメッセージ(DM)機能は、個人同士のやり取りや多人数でのやり取りが簡単に出来る機能です。Twitterがきっかけとなって創設されたコミュニティは利用している所が多いのではないでしょうか。他のゲームコミュニティにおいても、利用している所が多いようです。
 ノズドルム祭祀場でも当初は作成されていましたが、現在は休止状態となっています。便利な機能なのですが、次のような事を考えて、休止状態にしています。

 情報の交流する場所を決める
 Twitterでメンバー募集のあと、新メンバーのアカウントをフォローし、Discordサーバーに招待する。ノズドルム祭祀場のメンバーが入会するまでの流れです。以前はここにDMグループの招待もあったのですが、現在は使用していません。
 Discordを交流場所・情報交換の場所と決め、それ以外の場所は運営として利用しないことにしました。重複されるメッセージも鬱陶しいと思いますし、何よりもコミュニティのやり取りを一箇所に集約してしまったほうが運営としても労力が減ります。
 緊急時のメッセージ等はLINEや個別の連絡でやってもらっています。緊急時の連絡ってあまりないんですが、オフ会のときの集合連絡とか現地の連絡は個別にやっている場面が多いです。

 ここで少し話がずれますが、現在Hearthstoneコミュニティが利用出来るコミュニケーションサービスを列挙させて頂きます。「交流すること」自体には時間はあまり取られませんが、運営として情報を発信・受信等の手間はそれなりにかかるものです。個々のコミュニティで使用しやすいものを選択し、使用すればそういった運営上の手間も減るのではないかと自分は考えています。

《TwitterのDMグループ》

《Discordのテキストチャット・通話》

《Blizzard.netのソーシャル機能》
 スマホもアプリがあるので、Hearthstoneのバトルタグで交流出来る。テキストチャットは少し使用しにくい。グループ機能もあるので、特定の人数でグループを組むことも可能。

《Lobi等のアプリのコミュニティ機能》
 使用したことはないが、他のゲームでよく聞く。自分はドラゴンクエストライバルズのコミュニティで話を聞いた程度。

《skypeのテキストチャット・通話》
 昔から存在しているので、安定感はあるが、大人数の通話では声が混戦しやすい。
《Slack》
 Discordの元となったサービス。ビジネスツールではあるが、実績はある。Discordよりも使用の仕方やアプリケーションの連携について調べやすいのが利点か?カジュアルコミュニティであればdiscordで事足りそう。

《LINE》
 今ではほとんどの人が利用していそうなアプリ。テキストチャットや通話の可能だが、プライベートのと使い分けをしたい人が多そう。オフ会や親交が深い人と使用するのには適しているかも。
 等を挙げることが出来ると思います。探せば、もっとたくさんありそうですね。

 コミュニティの運営を考える際に、運営者として「新たな交流を生み出す」「交流を活性化させる」という点はとても重要なことではないかと思います。運営者が使用しやすいツールや環境を作るだけでも、効率は上がりますし、自身の時間を有意義に使用することが可能になるのではと思います。
 大人数の使用しているサービスは、やはり普及しやすい面があるので、Hearthstone業界ではDiscordやskypeが選択される場面が多いかと思います。ただし、コミュニティの目的や方針を考えた時にそれらのサービスよりも使用しやすいものがあるかもしれません。

Twitterのツイートやいいねを別なサービスと連携させる

 discord編でも紹介した「IFTTT」を利用すると、自分のツイートやいいねをEvernoteやメールに保存するように連携させることが可能です。
 デッキリストやイベント情報など、そういった保存しておきたい内容に関しては、そういった方法を取ることも有用な手段ではないかと思います。
 自分も以前に「Twitter → IFTTT → Evernote」でツイートやいいね・RTを保存していました。しかし、その当時を考えてみると、デッキリストのツイートが現在よりもタイムラインに流れてこなかった時期ですし、自分自身が気軽に「いいね」を押したいタイプなので、後ほど辞めました。
 「自分の記録保存」や「”いいね”を付けるのはデッキリストのみ」という人は、いい方法かもしれませんので、紹介だけしておきます。


最後に

 他の分野でもSNSを活用していて、自身の近況報告や情報共有・拡散など身近なものになっています。
 そんな中で自分も時間を取られることが多くて、その場所にある情報だけでなく、モラルや使い方・自分のあり方を考える場面も多くありました。ただ、考えることが重要ですが、それよりも自分がやりたい行動をしていく、その手段でSNSを活用していくことが重要だなと今は感じています。
 今回はTwitterのみの紹介となってしまいましたが、facebook等他のものでも同じようにコミュニティ形成や運営をすることも可能です。Hearthstoneというコンテンツの中では、現在ではTwitterが重要となっていますが、Lobi等のサービスが今後増えていく可能性もあります。
 どのように変化していくかは不明ですが、コミュニティ運営のスタンスとして、「情報に関する手間を減らしていくこと」が最重要であると言えます。浮いた時間で新しい企画活動や交流を増やすことが出来ますので。
 今回は個人的な内容が多かったのですが、もし、コミュニティ運営に関する便利なツールや関連事項がありましたら、今後も追記として記載していこうと考えています