Wandering JinBe

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【紹介記事】Hearthstoneの世界を覗いてみよう その1

 物語のアフターストーリーが好きだ。物語の登場人物の背景が好きだ。
 どうしてHearthStoneの女性キャラクターは目が光っているのか?
 アーサスってウーサーのことを意識し過ぎているのではないか?

 デジタルストラテジーカードゲームHearthstoneをプレイをしていると…その魅力的な世界観、そして、個性的なキャラクターたちと出会う。
 しかしながら、そのキャラクターの裏側を知る機会少なく、元ネタの"World of Warcraft"をプレイしないことには知ることが出来ない。
 意外な事実や思わず共感してしまうキャラクターたちの本性や行動、そういった世界の裏側を探訪してみたいと思う。

 筆者はスタンダード導入前からHeartthstoneを始め、カードゲームとしての楽しさ以外にも、その世界の奥深さに心惹かれた。
 残念ながら、PCのスペックの問題でWorld or Warcraftをプレイすることは出来ていないが、物語をまとめてくれている方々のサイトやツイートから様々なことを知った。新拡張が出るたびに、カード効果も気になるが、それ以上に物語ではどんなことがあったのか?それが気になってしまう。
 運営するコミュニティの通話の中では、そんな物語の裏側についての話題が出ることもしばしば。そんな裏側についての話を今回はプログにまとめてみることにした。


【前置き】
 Hearthstoneの元ネタとなる『World of WarCraft』は筆者はプレイしたことがない。そのため、有識者の方々のまとめサイトやプレイをしたことがある方々のお話を聞いて、独断と偏見でキャラクターを紹介する。
 詳しく書けないことや認識が違うことも出てくると思わる。その点に関してはぜひ、ご教授頂けたらと考えている。
 また、興味を持った方はぜひ、World of WarCraftをプレイしてみてほしい。また、以下の紹介するサイトの説明を読むのも面白いと思う。


【参考サイト・謝辞】
ハースストーン日本語wiki
 物語の注釈やコメント欄などを参考にさせていただきました。Hearthstoneを始めた当初から閲覧しています。
Hearthstone wiki
 海外のHearthstoneのWikipedia。英語ではあるが、キャラクターの紹介や説明もなされている。

World of WarCraft Wiki
 元ネタとねったゲームWorld of WarcraftのWikipedia。Hearthstoneのキャラクターも知ることが出来、また、今後カードになるキャラはどれだろうかと見るのも楽しい。

Hearthstone Express
 様々なHearthstoneに関することを掲載してくれているサイト。時間泥棒で読んでいると本当に楽しい。登場したレジェンドカードの解説も載せてくれているので、新拡張が出るたびに読むのが楽しみ。

Pandakopanda様(ノズドルム祭祀場)

TwitterのHearthstone・World of WarCraftのキャラまとめを出してくれている有識者各位

 ノズドルム祭祀場の運営者ぎょっさんが独断と偏見で紹介するHearthstoneの世界。ぜひ、読んだ方々には、もう一歩踏み込んでHerathstoneを好きになってもらいたい。
 ※物語が重厚で、キャラクターたちも個性的な人たちばかりなので、このブログは全5回くらいの連載になります。


Hearthstoneの舞台となる世界

 魔法や様々な種族が登場するHearthstone。その元ネタとなったゲームは『World of Warcraft』と言うゲームだ。
※筆者がHearthstoneを始めた当時はHearthstoneのタイトル画面に”World of Warcraft”という文字が記載されていたが、その後、Herathstoneのみに登場するキャラクターも多くなり、ゲーム方針の転換のため、その文字は消された。現在はWorld of Warcraftのキャラクターも多いが、Hearthstoneオリジナルのキャラクターも多い。

 『World of Warcraft』はBlizzard社が運営するMMORPGである。世界でもっとも登録者数が多いMMORPGらしい(Wikipedia)。
 これだけだとピンと来る人が少ないと思うので簡単に説明すると…「ゲームの中で冒険者になって、仲間たちやゲームのキャラクターたちと行動し、冒険するゲーム」である。

 この"MMORPG"という単語、ゲームの性質を聞いて、アニメ好きな人は気がついているかもしれない。  最近、アニメや書式で大人気の「オーバーロード」だ。あんな感じのイメージを持つと分かりやすいと思う。
オーバーロード
(7月からはアニメ第3期が始まる。見ている人も多いのでは?)


 『World of Warcraft』は、「Alliance陣営」(人間とかエルフとか)と「Horde陣営」(オークとかトロール)に分かれて戦争しているが物語の主軸となっている。
 先程の「オーバーロード」に例えると…
[Alliance]人間やナイトエルフ・ドワーフなどの陣営。オーバーロードなら王国側の陣営。
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[Horde]オークやトロール、ブラッドエルフなどの人生。オーバーロードならアインズ様。
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 そうグルダンはアインズ様な訳ですよ。戦争をしているのだから、両陣営ドッタンバッタン大騒ぎである。そういった中で、各種族の思惑や個人の主張・行動が物語の中で展開されていく。
 ここで注意しておきたいのは、Herarthstoneに登場するヒーローやキャラクターたちは、物語の時系列の中ではバラバラであること。物語が重厚で、ゲームも長い歴史があるものなので、同時期にキャラクターたちが存在していない場合も多い。

 余談ではあるが、時系列が異なっていることを知るために示すために親子関係にあるカードを紹介しておく。
Wrynn親子(左:息子アンドゥイン 右:父親ヴァリアン)
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(なぜ、パパさんがウォリアー(戦士)クラスのレジェンドカードかという言うと戦争がその頃は激しかったからのようである。対して息子は戦争ある程度落ち着いた時代なのでプリースト(聖職者)のクラスヒーローになっている。)

 『World of Warcraft』は映画にもなっている。
World of WarcraftのDVD
(Amazon Prime会員だとすぐに見れる)
※現在はAmazon Prime会員でも無料で映画を見ることが出来ないそうです。ご覧になりたい方は、レンタル等をどうぞ!
 ちなみに物語の冒頭でオークの赤ちゃんに生まれますが、これがHearthstoneでは馴染み深いキャラクター「スロール」君である。映画の中にはそれ以外にもHearthstoneに登場するキャラクターが多々出てきますので、チェックしてみるといいと思う。

Hearthstoneの家族関係

 世界観を紹介するのは、次回の記事にしたい。余談からのつながりであるが…その前に親しみが湧きやすいように身近な感じることの出来るHearthstoneの親子・家族関係を紹介する。

デスウイング親子

 父親:デスウイング 息子:ネファリアン 娘:オニクシア
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 「娘さんを僕にください!」と言ったら、即刻燃やされてしまいそうな家族関係である。アドベンチャーの「ブラックロック・マウンテン」のネファリアン戦で《デスウィング/Deathwing》を使用すると特殊エモートを聞くことが出来る。
 Hearthstoneのドラゴン関係の説明は後ほど投稿記事にしたいと思っているが、ドラゴンは人間形態を持っているのも面白い。人間形態のファンアートは下のような感じ。
The Triumph of Evilwww.deviantart.com

 《デスウィング/Deathwing》は現在も現役で活躍するカードであるが、《ネファリアン/Nefarian》はスタンダード落ちしてしまって、ちょっと悲しい。《オニクシア/Onyxia》は、人間形態は美女なのでコスプレやファンアートも多い。美女だけれど、さすがにお父上と兄上がそれだと食指が伸びない。
 《オニクシア/Onyxia》は、貴族の娘に化けてストームウィンド宮廷の中枢に入り込み、少年のアンドゥインなど貴族を操っていたらしい。その後、ヴァリアンやヴァリーラに正体を見破られ、討ち取られてしまう。「九尾の狐」みたいな傾国の美女だったようだ。
 年上のおねぇさんに操られてしまったアンドゥインのことを想像するとちょっと笑える。

元夫婦

 夫:マリゴス 妻:シンドラゴサ
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 ビックスペルメイジとマリゴスドルイドの戦いを俗に言う「夫婦喧嘩」と呼ぶ。
 詳しいお話はHearthstone Expressさんがまとめて書いてくれていますので、下のURLから。
hs-exp.jp

 日本の神話にもあるイザナギとイザナミを思い出すストーリーである。

姉妹

 長女:アレリア 次女:シルヴァナス 三女:ヴェリーサ(HSには未登場)
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 麗しき3姉妹である。アレリアは現在はHearthstoneで出会う事ができるし、シルヴァナスもスタンダード落ちしてしまったが、根強い人気のあるカードである。三女のヴェリーサだけHearhstoneには未登場だが、夫の《ローニン/Rhonin》が登場しているので、後ほど出演してほしい。

親子

 父親:セナリウス 娘:ルナーラ
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 「お父さん!最近、娘さんが挑発ミニオンや蜘蛛の化物を使って暴れまわっているんですよ!なんとかしてください!」
 コミュニティ通話でルナーラの新スキンが実装される時の会話で知った。ルナーラ以外にも《木立の番人「Keeper of the Grove》とかも《セナリウス/Cenarius》の子供らしく、子沢山らしい。
 それを聞いて、筆者は「セナリウス…頑張ったな…」と思ったが、詳しく聞いてみると親子は親子でも少し意味合いが違うらしく、ドルイドの守護神としての種族の父という意味合いが強いようだ。

 最近は「トークンドルイド」も主要なデッキタイプの一つだが、《セナリウス/Cenarius》を採用した「トークンドルイド」はあまり見ない。ぜひ、ドルイドのスキンはルナーラで《セナリウス/Cenarius》で一気に押し切るタイプの「お父さん、娘のためなら頑張っちゃうデッキ」を誰か流行らせてほしい。
 ついでに《オニクシア/Onyxia》と《デスウィング/Deathwing》を採用出来たら、完璧。

 これら以外にも《グロマッシュ・ヘルスクリーム/Grommash Hellscream》と《ガロッシュ・ヘルスクリーム/Garrosh Hellscream》が親子であることも有名なことであるし、師弟や陣営ごとの関係を説明すると長くなってしまうので、これくらいに。
 次回からヒーローやクラシックレジェンドの紹介をしていきたいと思う。みなさんも色々な紹介記事を読んでみてください(^^)